D6・D12とは何か? 細胞塩とミネラル補給の違い

シュスラーソルトの製品名には、D6やD12という表記がよく付いています。

これらはミネラルの含有量をmgで示したものではなく、ホメオパシーで用いられる段階的な希釈・調製の表示です。

Dは10倍段階の希釈

Dはデシマル(decimal、十進)を指します。

D1は原料を10分の1相当にする工程を1回、D6はその工程を6回、D12は12回繰り返した表示です。

ドイツのDHUによると、シュスラーソルトでは乳糖を用いた段階的な混和・粉砕(trituration)が行われます。

このため、シュスラーソルトは、例えばカルシウムが200mg含まれる栄養補助剤と同じものではありません。

食事から摂るカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの生理学的役割と、希釈された製剤の理論上の使用目的は区別する必要があります。

なぜ塩ごとに表示が違うのか

現在のメーカー資料では、基本12種類の多くがD6で扱われ、欧州式のNo.1・No.3・No.11にはD12が伝統的に多く使われると説明されています。

ただしメーカーや製剤形態によりD6、D12などのバリエーションがあります。特定の塩に必ず一つのポテンシーしかないわけではありません。

成分名はそのまま飲むための原料ではない

追加塩にはヒ素、臭素、重金属に由来する化合物の名称も登場します。希釈・調製された製剤の説明と、原料化学物質そのものの安全性は別の問題です。

化学物質を自分で調製して使用しないこと、製品の表示と成分を確認することが重要です。

市販の錠剤には乳糖・デンプンなどの添加成分が含まれるものもあります。

体のミネラル不足を調べる手段ではない

通常の栄養素不足は、食事、生活状況、必要に応じた検査などから判断します。

シュスラーソルトの選択やヒーリーのレゾナンス分析の結果から、血液中の鉄やマグネシウムが不足していると結論づけることはできません。

参考資料

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